年末に向けて大掃除のコツをご紹介!
2022.12.15
今年もあとわずか。
年の瀬が近付けば、1年間の汚れを落とす大掃除の時期がやってきます。
ご自宅の隅々までを綺麗にして、すっきりした気持ちで2023年を迎えるためにも、効率よく、無駄のない、失敗しない大掃除をしましょう。
今回は大掃除の流れやテクニック、役立つ道具などを紹介します。
目次
- 大掃除の段取り
- 場所別の掃除のポイント
- 役立つ道具
- 洗剤の活用方法
1,大掃除の段取り
計画を立てずに始めると時間がオーバーしてしまったり、やり残した場所が出てきたりと効率的な掃除ができません。大掃除を始める前に、まずは段取りを決めることから始めましょう。
①スケジュールを決める
年末は忘年会、仕事納め、ご旅行や帰省など、いろいろと予定が重なる時期。余裕を持って、クリスマスが過ぎたあたりから数日間のスケジュールを立てましょう。
大きな部屋や、掃除する箇所が多いところはまる1日かけるなどの調整が必要です。
体の疲れを想定して半日だけの日を設けるなどの配慮もポイントです。
②チェックリストを作成する
掃除をする場所を書き出し、場所ごとに掃除する箇所や内容を細かくリストアップしましょう。インターネットでも手軽にテンプレートをダウンロードできるサイトがあります。
この時、普段はなかなか掃除をしない、掃除ができない箇所をなるべく洗い出すことが重要です。キッチンであれば、シンクやコンロ周り、食器棚など目につきやすい場所だけでなく、換気扇やレンジフード、家電の裏や下なども書き出します。
そして、場所ごとにかかる掃除時間の目安と、掃除に必要な道具を書き出しましょう。家族が手伝ってくれる場合は、場所ごとに担当者の名前も決めます。
③道具をそろえる
チェックリストで書き出した必要な道具のうち、ご自宅にないものがあれば買っておきましょう。大掃除を始めてから道具がないことに気付くと、やり残しが発生したり、二度手間になったりと効率が悪くなってしまいます。
チェックリストの中に購入すべき道具のリストも作っておけば、なお効率的です。
④片付けておく
掃除を始める前に、作業に邪魔になりそうなものや家具を移動させておいたり、押し入れや倉庫にしまっておきましょう。
また、不要なものも処分しておきましょう。年末はごみの収集日もいつもと異なる場合があるので、チェックが必要です。粗大ごみはすぐには捨てられないので、掃除を始める日までに処分できるように前もって段取りをしておきましょう。
2、場所別の掃除のポイント
事前の準備が出来たら、いよいよ大掃除のスタートです。ここでは、場所別の掃除の具体的なポイントを紹介します。
①キッチン
キッチンは掃除すべき箇所が多く、油汚れなど頑固な汚れがつきやすい場所です。特にコンロや換気扇のフィルターにはなかなか落ちない汚れがあるので、先に洗剤でつけおきしておくと効率的です。その間に、家電、食器棚などを掃除すれば時間を有効に使えます。ここでポイントなのは、シンクを最後に掃除する箇所にしておくと、他の箇所の掃除で汚れてまた掃除する面倒がなくなります。
冷蔵庫や食糧庫には賞味期限が切れた食材が見つかることが多いので、掃除する直前にまとめて処分しましょう。
②風呂・洗面台
風呂や洗面台には水アカや石鹸カス、黒カビが蓄積しています。排水口のぬめりには塩素系洗剤や塩素系漂白剤がおススメです。複数の洗剤を使い分けて掃除することもあるので、しっかり換気をしながら、洗剤を混ぜないように注意しましょう。
③トイレ
壁には目に見えない汚れが付着しています。便器の狭い部分にも汚れが溜まりがちなので、歯ブラシや割り箸、綿棒を使って徹底的に掃除しましょう。
便器に黒ずみやカビがある場合は、キッチンペーパーを使って洗剤や塩素系漂白剤でつけおきしましょう。
④リビング・寝室
玄関やベランダから一番遠い部屋から掃除するのがポイントです。棚や家具などは上から下に掃除し、最後にフローリングを仕上げると効率的です。
インテリアが飾ってある場合は、ホコリを除去しながら先に片付けておくと掃除の邪魔にならず、スムーズに進みます。
⑤玄関
土や砂など、目に見える汚れを掃き取ってから、洗剤を使って磨きましょう。靴箱の中を掃除する際も、必ず上から下に向かって掃除しましょう。
靴や傘などはすべて移動させておいて、玄関に何もない状態にしてから掃除をすると便利です。
3、役立つ道具
大掃除をする際、あると便利な道具を紹介します。安価で購入できるものばかりで、自宅にあるものも多いです。存分に活用して効率をアップしましょう。
①歯ブラシ
細かい部分の汚れを落とす際に便利です。普段の歯磨きで使っていた歯ブラシを捨てずにとっておいて、大掃除の際に使いましょう。ブラシの先端が寝ていれば、先端をカットすることで汚れを掻き出す力が高まります。
②割り箸
いらなくなった布を割り箸に巻いてゴムで固定するだけで、手が届かないような狭い隙間も楽に掃除できます。こびりついた汚れを落とすにも便利です。
③プラスチックカード
コンロにこびりついた油汚れや、浴室についた石鹸カスなどを落とすのに非常に便利です。紙で巻いて使えば、磨く場所に傷がつきにくいです。
使わなくなったポイントカードなどを捨てずに、掃除用に数枚を保管しておきましょう。
④キッチンペーパー
頑固な汚れがある場所に洗剤を染み込ませる時に必須です。コンロまわりなどの壁はキッチンペーパーに洗剤を染み込ませておけば、洗剤がしっかり染み込みます。
⑤メラミンスポンジ
洗剤を使わなくても水に濡らすだけで綺麗に磨けるスポンジで、近年はよく使われています。ただ、フローリングや木製の家具に使用すると傷がついてしまうので、注意してください。
4、洗剤の活用方法
汚れの種類や掃除をする場所によって、使用する洗剤が変わってきます。うまく使い分けてスムーズに大掃除を進めましょう。
①中性洗剤
家庭内で発生する汚れは日頃から使っている中性洗剤で落とせます。市販の食器洗い洗剤や浴室用洗剤に使われており、肌に優しく、金属・プラスチック・ゴム・ガラスなど、さまざまな素材に使えます。
②アルカリ性洗剤
油汚れや手アカなどの酸性の汚れを落とします。特に、油汚れがこびりつくコンロや換気扇、レンジフードには効果的です。ドアノブなどよく触る場所についた皮脂汚れにも効果を発揮します。
③酸性洗剤
浴室やキッチンのシンクにこびりついた水アカや石鹸カスなど、アルカリ性の汚れを落とします。尿石もアルカリ性の汚れのため、便器にも使えます。タバコのヤニを落とす効果もあり、部屋の中で喫煙している方は壁に使用してもいいでしょう。
④塩素系漂白剤
アルカリ性の漂白剤で、洗浄力と高い漂白力、除菌効果があり、トイレの便器掃除にも最適です。カビや黒ずみなどに強いですが、酸性洗剤と混ぜると危険ですので、注意が必要です。
⑤酸素系漂白剤
油汚れに向いている漂白剤で、まな板やスポンジの除菌に使用できます。塩素系漂白剤ほど強い臭いはありません。
⑥還元型漂白剤
他の洗剤では落とせない汚れに効果を発揮するケースが多く、特に金属やサビなどによる汚れを落とす効果があります。
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