リフォームコラム REFORM COLUMN

花粉対策リフォーム

2023.04.21

豆知識

  

 

暖かい日も増えて、すっかり春ですね。過ごしやすい一方で、この時期、つらいのが花粉です。鼻はモゾモゾ、目はショボショボ…。

年度が変わり、職場や学校でも新たな生活が始まるタイミングで、せめて家では花粉を忘れてくつろぎたいものです。

そこで、今回は花粉対策に特化したリフォームを紹介します。花粉症を引き起こす植物は、春に多いスギやヒノキだけでなく、イネ科やブタクサなどは一年中飛散しています。効果的な花粉対策で家の中に花粉を持ち込まないようにして、快適に過ごせる環境を手に入れましょう。

花粉だけでなく、PM2・5や黄砂の対策にもつながるため、健康にも効果的です。
目次


    1. 室内干しで防ぐ
    2. 玄関収納で防ぐ
    3. 床材・クロスで防ぐ
    4. 網戸で防ぐ

 

1,室内干しで防ぐ

収納式、省エネなど機能さまざま

花粉が多い季節の洗濯は、室内干しがお勧めです。衣類が外気に触れることなく、花粉の付着を防ぎます。雨が降りそうな日や、仕事や用事で帰宅が遅くなる日も、室内干しのスペースがあれば安心です。

室内干しの強力な味方となる、いずれもパナソニック製の商品を紹介します。

 

◆収納式室内干しユニット ホシ姫サマ

専用スペースがなくても、天井や壁に付けられる物干し「ホシ姫サマ」なら、洗面室やリビングに設置できます。手元まで竿が下りてくるので洗濯物を干しやすく、干し終わったら天井近くまで上がり、邪魔になりません。使わない時は収納もでき、部屋がスッキリします。

洗濯物が多い子育て世帯向けの竿が2本タイプ、お年寄り向けの電動昇降タイプ、窓際に設置したい方向けの壁付けタイプなど、さまざまなタイプがあります。

◆部屋干しファン せんたく日和

洗面室や脱衣所で部屋干しをする場合は、部屋干しファン「せんたく日和」がお勧めです。洗濯物を気流で乾かすため、お出掛け中や就寝中に洗濯物が乾きます。最適な気流で洗濯物の乾燥を促進し、ナノイーの働きで部屋干し臭を抑制します。温風を使わないため消費電力も少なく、電気代を気にせずに使えます。

◆カビシャット暖房換気乾燥機

物干しユニットや部屋干しファンを設置するスペースを確保できない場合は、浴室の暖房換気乾燥機が便利です。バスルームの換気扇として使えるだけでなく、衣類の乾燥にも使えます。乾燥時間を設定するだけで温風と送風を使い分け、ヒーターの使用時間が短くなるように制御します。
浴室のジメジメをカラッとさせてくれてカビ対策にもなり、お掃除面も楽になるなどがメリットもあります。

2,玄関収納で防ぐ

クローゼットでシャットアウト

花粉はいつの間にか着ている服に付着してしまいます。玄関ドアを開ける前に上着を払っても、完全には落ちません。花粉の侵入経路を減らすため、玄関での対策が重要です。玄関にウォークインクローゼットタイプの収納を設置し、玄関で上着を脱いでから家の中に入ることができます。


花粉は衣類だけでなく、靴や傘などにも付着します。収納スペースには、ハンガーを掛けられるコート収納タイプの他、ロングブーツや長靴にも対応した靴の収納タイプ、ベビーカーやスポーツ用品も置ける長尺収納タイプ、工具やペットのお散歩グッズに最適な棚板タイプ、傘収納タイプなどもあります。

3,床材・クロスで防ぐ

就寝中は床材に任せて朝はスッキリ

◆アレルバスター配合塗装床材

空気中に舞う花粉は、夜に寝ている間には床の上に溜まり、家族が動き出すと舞い上がる性質があります。朝起きたらくしゃみが止まらないという方は、このためです。アレルバスター配合塗装(パナソニック)の床材は、花粉などのアレル物質が床に一定時間触れることで抑制する働きがあります。
◆クッションフロア

塩化ビニールなどでできているクッションフロアは、汚れが付きにくく、拭き掃除が楽です。溝のないフラットタイプであれば、花粉が溜まる心配がなく、水拭きするだけで綺麗になります。

 

◆抗アレルゲン壁紙

国内の壁紙の各メーカーは抗アレルギーの壁紙を発売しています。メーカーごとに名称が違いますが、表面に塗布された薬剤がスギ花粉やダニの死骸などによるアレルギー症状を抑える効果は同じです。

汚れてきたり、はがれてきたりと壁紙の交換を検討される場合は、抗アレルゲンのクロスに張り替えがお勧めです。
リビングや子供部屋はもちろん、玄関や廊下など、家に入ってすぐの場所にも使用すると効果的です。

4,網戸で防ぐ

細かい網目で侵入をカット

日差しがポカポカ。心地よい風。春は日中、窓を開けておきたいところですが、花粉にお悩みの方はそうはいきません。そこで、網戸を交換するのも効果的です。

フィルタータイプに新調すれば、一般的な網戸よりも編み目が細かいため、花粉をカットしてくれます。フィルター網戸の緻密な編み目はホコリや雨などもシャットアウトしてくれるので、一石二鳥です。1年を通して換気もしやすくなります。

この他、サッシの溝に溜まった花粉は拭き掃除でも完全には取り除けないため、ノンレールサッシに交換するという選択肢もあります。

また、既存の窓に内窓を追加して二重窓にすると、窓を開け閉めする際に入り込む花粉もブロックできます。

5,空気清浄機で防ぐ

リビングに最適な天井埋込形

どんなに対策をしても、空気中に舞う小さな花粉は部屋の中に入ってしまいます。そんな時は、空気清浄機で嫌な花粉とサヨナラしましょう。

パナソニックの天井埋込形空気清浄機なら見た目もスッキリで、リビングでも空間やインテリアの邪魔になりません。エコナビで空気の汚れる時間帯を記憶し、翌日から汚れた空気が広がる前に運転を開始してくれます。

また、スマートHEMSと連動させると、空気環境をモニターでチェックでき、花粉やPM2・5、ハウスダストの状態も確認できます。

 

 

サーラのリフォームでは以上でご紹介した、花粉対策に関するリフォームを承っておりますので、お気軽にご相談ください。