リフォームコラム REFORM COLUMN

玄関リフォームのススメ

2022.06.23

豆知識

玄関は家の「顔」です。
日常生活で誰しもが必ず通る場所であり、お客さまが最初に立ち入る場所です。
利便性、快適性、防犯などの観点から、そろそろ玄関のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?

 


目次

  1. 利便性を高める玄関リフォーム
  2. 快適性を求める玄関リフォーム
  3. 防犯力を高める玄関リフォーム
  4. バリアフリー化する玄関リフォーム
  5. イメチェンする玄関リフォーム

1 利便性を高める玄関リフォーム

靴を履いたり、鏡で格好をチェックしたり、レジャー用品などを収納したりと、さまざまな役割を果たす玄関。広さや構造に合わせたリフォームで利便性が高まります。

扉を変える

① 電気錠を付ける

鍵をどこにしまったか忘れてカバンの中を探したり、暗い夜に鍵穴が分かりづらく、解錠に苦労した経験はないでしょうか。
リモコンキーなどで手軽にドアの施錠を開閉できる電気錠が人気です。荷物で両手がふさがっていたり、お子様を抱きかかえている時も安心です。
リモコンやカードキーのほか、ドアのボタンを押すだけで開けられるタッチキーもあります。

② 自動ドアに変える

近付くと、ドアが自動的にスライドして開閉するシステムです。荷物で手がふさがっている場合や、車いすを利用されている方にも最適です。
ドアノブに手を触れる必要がないため、感染症対策にも安心です。

③ 開き方を変える

ドアの開き方を変えるのも選択肢の一つです。アプローチが狭い玄関であれば、引き戸に変えれば外側に扉を開く必要がなくなります。
強風でドアが閉まってしまう心配もなければ、荷物を出し入れする際には開けたままにしておくこともできます。
また、さらに大きな開口部を確保したい場合は、両開きや、大小のドアが観音開きになる親子ドアもおススメです。

収納スペースを確保する

玄関は靴やアウトドア用品、レジャー用品などでモノが多くなりがちです。限られた空間をうまく活用し、すっきりとした玄関を維持するために、壁面をくり抜いてスペースを作る「ニッチ」が人気です。
鍵の置き場やスリッパの収納スペース、アクセサリーの保管箱など、ニッチでちょっとした空間をつくることで、狭い玄関でも便利な小物収納を増やすことができます。

2 快適性を求める玄関リフォーム

①通気性を高める

採風機能のある玄関ドアに変えれば、ドアを閉めたままでも爽やかな風を取り入れ、室内の空気をリフレッシュできます。
縦すべりタイプはハンドルとレバーが一体化しているため操作が簡単。レバーを上げて解錠し、ハンドルを手前に引くと採風できます。窓を上下させて開閉するタイプもあります。
採風はドアの鍵を閉めたまま可能な上に、採風部分が格子状になっていて、外から手を差し込めない構造にもなっています。
網戸付きならば、虫が侵入してくる心配もありません。

②光を採り入れる

玄関ドアに開口部や小窓があると、日中に外部からの光が差し込み、玄関が明るくなります。日中は電気をつけずに過ごせるため、省エネにも効果的です。
開口部の大きさや形もバリエーションはさまざまで、デザインによって採り込める光の量も変わってきます。

③断熱性を高める

冬は冷気が入り、エアコンの風も届きにくいため、玄関は家の中でもっとも寒い空間となります。光や風を採り込む開口部があれば、なおさらです。
断熱性の高い扉に変えれば、年間を通して快適なエントランス空間を保つことができます。

④風除室を設ける

風除室は玄関の外側に設ける部屋で、風や雪の吹き込みを遮断することで、冷気や花粉、ホコリの家の中への侵入を防ぎます。
自転車やベビーカーなどを置くスペースとしても活用できます。

3 防犯力を高める玄関リフォーム

空き巣や侵入盗対策として、ピッキングによる解錠を防ぐための玄関リフォームも大切です。
ドアは解錠に時間がかかるほど空き巣に狙われにくくなるとされているため、2カ所に鍵を設置する「ツーロック」が効果的です。
鍵穴が隠されている構造のドアハンドルや、ドアと枠のかみ合わせが強化され、強引なこじ開けにも耐えられるデッドボルトが採用されたドアもあります。
「セキュリティサムターン」はボタンを押すと室内側のつまみ(サムターン)が取り外せる仕組みとなっており、外出時や就寝時に外しておけば、ドアやガラスを破られても「サムターン回し」で鍵を開けられる心配はありません。

4 バリアフリー化する玄関リフォーム

老後の生活や家族の介護で、欠かせないのがバリアフリー化です。段差がある玄関では転倒事故も多いことから、さまざまな種類のリフォームがあります。
 上がり框(かまち)を登りやすくするためにスロープや手すり、段差を低くするものを設置したり、滑りにくい床材に変えたり、足元を照らす照明を取り入れるのも選択肢です。
「1、利便性を高める玄関リフォーム」で紹介したように、扉を自動ドアや引き戸に変えるのも効果的です。

5 イメチェンする玄関リフォーム

ドアのデザインや色を一新するだけで、玄関のイメージがガラリと変わります。木目調からナチュラル、古風なものまでさまざま。シンプルなカラーにするとモダンな印象に様変わりします。
 また、「1、利便性を高める玄関リフォーム」で紹介したニッチは、写真や小物、インテリアを飾ることもでき、玄関という空間に個性を際立たすことができます。
アクセントクロスを貼ったり、ダウンライトを付けると、お洒落な空間が生まれます。

もっと詳しく知りたい方は、お近くのサーラまでお気軽にお問い合わせください。

 

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